保険適応の矯正について
国民健康保険を使って
矯正治療を行うことが可能です
矯正治療は健康保険が適応されません。自由診療(保険外診療)となり10割負担となります。しかし、一部、保険が適応される場合もあります。顎変形症のような後天的に噛み合わせに問題がある場合や、厚生労働大臣が認めた先天的に噛み合わせにハンディキャップがある場合には、保険適応にて矯正治療を行うことができます。
保険適応の矯正は
自立支援医療機関でのみ
受診できます
健康保険を利用した矯正治療は山梨県知事指定の自立支援医療機関でのみ受診可能となっています。すべての医療機関で受診できるわけではありませんのでご注意ください。
山梨県には5件の自立支援医療機関(保険矯正が可能)があります。医療機関の検索は以下より行えます。
山梨県ホームページ
甲府市ホームページ
適応される疾患
すべての上顎前突(出っ歯)が保険適応になるとは限りませんが、骨格性の上顎前突の場合、保険適応となる可能性があります。
すべての上顎前突(反対咬合・出っ歯)が保険適応になるとは限りませんが、骨格性の下顎前突の場合、保険適応となる可能性があります。
開咬とは前歯が咬んでいない状態です。すべての開咬(オープンバイト)が保険適応になるとは限りませんが、重度の開咬の場合、保険適応となる可能性があります。
口唇裂・口蓋裂とは、上唇や口蓋部分が裂けた状態で生まれてくる先天的な形成異常です。哺乳障害や歯の成長、歯並びに影響が出ることがあります。
乳歯が抜けても永久歯が生えてこず、歯の本数が少ない状態となる先天性欠如です。約10人に1人が先天性欠如と言われています。
- 唇顎口蓋裂
- プラダーウィリー症候群
- ゴールデンハー症候群
(鰓弓異常症を含む) - 顔面裂
- 鎖骨・頭蓋骨異形成
- 筋ジストロフィー
- クルーゾン症候群
- 大理石骨病
- トリーチャーコリンズ症候群
- 色素失調症
- ピエールロバン症候群
- 口-顔-指症候群
- ダウン症候群
- メービウス症候群
- ラッセルシルバー症候群
- カブキ症候群
- ターナー症候群
- クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
- ベックウィズ・ウィードマン症候群
- ウィリアムズ症候群
- 尖頭合指症
- ビンダー症候群
- ロンベルグ症候群
- スティックラー症候群
- 先天性ミオパチー
- 小舌症
- 顔面半側肥大症
- 頭蓋骨癒合症
- エリス・ヴァン・クレベルト症候群
- 骨形成不全症
- 軟骨形成不全症
- 口笛顔貌症候群
- 外胚葉異形成症
- ルビンスタイン-ティビ症候群
- 神経線維腫症
- 常染色体欠失症候群
- 基底細胞母斑症候群
- ラーセン症候群
- ヌーナン症候群
- 濃化異骨症
- マルファン症候群
- 6歯以上の非症候性部分性無歯症
適応かどうかの
可否については
初診相談を
ご利用ください
「保険適応の矯正治療を検討中だが、適応の歯並びの状態(疾患)なのかどうか自分ではよく分からない。」という方がほとんどです。
初診相談では、専門資格を保有する院長が状態を確認し、可否についてお伝えすることが可能です。可否の確認だけでも大丈夫ですので、お悩みの方は初診相談をご利用ください。
保険適応の矯正治療
の診療時間
平日のみ受け付けています
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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10:00~13:00 | / | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | / | / | / |
14:30~18:30 | ● | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | / | / | / |
顎変形症の対応について
矯正治療と外科手術による
骨格改善を行います
歯並びのズレだけでなく骨格自体のズレが著しく大きい場合(顎変形症)に、骨ごと動かす手術を併用することで噛み合わせを改善していきます。
当院では矯正専門医と口腔外科専門医の密な連携により、矯正歯科だけでは対応できないような治療にも対応することができます。基幹病院で対応できないような症例を紹介されるケースも多く、これまでにも数多くの患者さんの治療実績がございます。