歯科矯正用
アンカースクリューについて
歯科矯正用アンカースクリューを
使用することで、
様々な効果が期待できます
歯科矯正用アンカースクリューとは、直径1~2mm、長さ6~10mmの小さなネジで、骨に埋め込んで使用します。このネジを使用することで、臼歯の後方への移動や圧下など、今までかなり難しいとされていた移動も可能になりました。
従来の固定式装置に変わる効果が期待でき、従来の装置と比べて違和感も少ない特長があります。
アンカースクリューの
メリット
抑えることができる
出っ歯を治すために前歯を後方に下げたいとき、通常は前歯部と臼歯部を引っ張り合う形になりますが、スクリューを使用することで、スクリューから前歯部を引っ張ることができ、臼歯はその場に留まることが可能です。そのため、前歯の後方への移動量を増やすことができ、出っ歯の改善につながります。
スクリューから前歯部を引っ張ることができるため、臼歯が動かないように左右の臼歯を連結していた固定装置やヘッドギアと呼ばれるお口の外から臼歯部に力を加える装置の使用を控えることができます。
大臼歯の圧下や後方への移動については今までかなり難しいとされていましたが、スクリューを使用することで、そのような難しい歯の移動も行えることができる可能性があります。
歯科矯正用アンカースクリューは優れたメリットが多く、近年の矯正治療に数多く取り入れられていますが、メンテナンスを怠ると、脱落することや感染の原因となる可能性があります。
脱落してしまった場合は再埋入を行います。脱落した部分の骨の穴は小さいので回復しますが、数ヶ月の時間がかかります。そのため、再埋入時には違う部分への埋入となることがあります。何度も脱落してしまう場合は、スクリューを使用しなくても治療目標が達成できる代替案が必要となります。
※前歯部圧下の症例ついて、矯正治療費88万円(税込み)
アンカースクリュー2本8,800円(税込み)×2を利用して治療を行いました。
症例紹介
費用
埋入費用 | 40,000円 |
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アンカースクリュー本体 ※1本あたり |
8,800円 |