![臼歯の不要な動きを抑えることができる](https://nsk-kyousei.jp/wp-content/themes/res/images/screw/img_screw02.jpg)
抑えることができる
出っ歯を治すために前歯を後方に下げたいとき、通常は前歯部と臼歯部を引っ張り合う形になりますが、スクリューを使用することで、スクリューから前歯部を引っ張ることができ、臼歯はその場に留まることが可能です。そのため、前歯の後方への移動量を増やすことができ、出っ歯の改善につながります。
![臼歯部の固定装置を簡略化できる](https://nsk-kyousei.jp/wp-content/themes/res/images/screw/img_screw03.jpg)
スクリューから前歯部を引っ張ることができるため、臼歯が動かないように左右の臼歯を連結していた固定装置やヘッドギアと呼ばれるお口の外から臼歯部に力を加える装置の使用を控えることができます。
![困難な移動方向への対応ができる](https://nsk-kyousei.jp/wp-content/themes/res/images/screw/img_screw04.jpg)
大臼歯の圧下や後方への移動については今までかなり難しいとされていましたが、スクリューを使用することで、そのような難しい歯の移動も行えることができる可能性があります。
歯科矯正用アンカースクリューは優れたメリットが多く、近年の矯正治療に数多く取り入れられていますが、メンテナンスを怠ると、脱落することや感染の原因となる可能性があります。
脱落してしまった場合は再埋入を行います。脱落した部分の骨の穴は小さいので回復しますが、数ヶ月の時間がかかります。そのため、再埋入時には違う部分への埋入となることがあります。何度も脱落してしまう場合は、スクリューを使用しなくても治療目標が達成できる代替案が必要となります。
![口蓋部埋入](https://nsk-kyousei.jp/wp-content/themes/res/images/screw/img_screw06.jpg)
![前歯部圧下](https://nsk-kyousei.jp/wp-content/themes/res/images/screw/img_screw07.jpg)