矯正治療中だと気づかれにくい
裏側に装置を装着するため、一般の人から見ると矯正治療中であることに気づかれることはほとんどありません。
装置に気づかれたくないと考えている方からするとこれ以上のメリットはないと思います。
裏側矯正の場合は特に、毎日の適切なブラッシングが必要となります。また、唾液や舌の運動、食べ物の流動などによって装置が取れやすいです。頻繁に取れてしまう場合は、臼歯部にはバンドタイプ(歯の周りを覆うタイプ)に変更することもあります。発音や嚥下(飲み込むこと)など、舌は絶えず運動しています。ワイヤーやブラケットに接触して舌に痛みを感じることがありますが、近年では作製技術が向上し、ブラケットの形状を工夫することによって大きく改善しています。